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初キャンプの心得?持ち物やマナー

キャンプブームと知っていても、キャンプに行ったことがない、ついに今年キャンプデビューしようかな?これからキャンプの予定立ててみようかな?なんて方がたくさんいるのではないでしょうか。

「ゆるキャン△」「山と食欲と私」「ヤマノススメ」とかキャンプや山の漫画読んでるからなんとなくわかってる!と思っていても経験してみないと“まさか”なことが起こるのがキャンプ

まだ私もキャンプ経験3年ちょっとですが、今まで経験してきた失敗談などからこれから始める人にアドバイスできることを書いていきたいと思います。

まず、最初のキャンプがデイキャンプなのか宿泊もするキャンプなのかかなり変わります。デイキャンプならもうBBQや遠足とかと同じなので、ちょっと忘れ物したって大丈夫かと思います。

しかし宿泊するキャンプならしっかりとした準備が必要です。
そして何よりもマナーを守ることも忘れないでください。

キャンプ場の種類

キャンプ場にはフリーサイトや区画サイトなどのキャンプ場がある

フリーサイトはその名の通り、禁止エリア以外キャンプ場のどこにでもテントを設営していいというもの。
区画サイトは決められた区画に設営するというもの。

上記とは別にコテージやロッジに宿泊するキャンプもあります。

フリーサイトにテントやタープを設営する際には、混んでいなければ他人のテントとの距離を十分に保って設営する方が好ましいです。
あまりにも混んでいる場合は、キャンプ場で○mは間隔を取るようにといったことを言われればそれを守って設営します。
キャンプに慣れていないと、なぜか先に設営している人のテントの近くにテントを張ってしまう人が多く、近年トラブルが増えているので注意しましょう。(SNSでは「とならー」と呼ばれていたりして度々ネットで「空いてるのに近い位置にテントを張られた」と投稿があったりします)

テントやタープを設営する際は、ガイロープ(張り網)というロープで固定するのですが、そのロープの長さも隣に迷惑じゃないか確認してから設営する必要があります。
キャンプを始めたばかりだとこのロープのことを考えず設営し、ロープが隣に入り込んでトラブルが起きたりもします。

オーナーロッジタイプ52r

↑固定するロープはこのように四方に広がるため、このロープが隣の人と重なったりしないように気をつける。

区画サイトはフリーサイトと違い、区画が決められているため広さが限られています。
お互いのスペースが決まっているので自分空間が作りやすいのですが、狭いためキャンプ場によってはテントだけを張るとギリギリでタープを張る余裕がない場合もあります。

↑テントをピン!と張るとはみ出てしまうため、区画サイトにおさるように妥協して設営した写真です。でも景色が見たくてこのように設営しました。
もちろんキャンプ場によってはすごく広い区画サイトもあります。

盗難に気をつけて

キャンプ場ですが外部から自由に人が入れるキャンプ場と、入り口が決められていて予約した人しか入れないキャンプ場があります。
ただ大自然の中にあるキャンプ場なので完璧に人が入りこめないということはありません。

区画サイトの場合、予約時にどの区画に誰が入るか決められていますし、隣同士が見える区画サイトだと盗難は起こりにくいです。
ただ区画サイトでも大自然の中にポツポツ分けられた区画サイトやフリーサイトは、悲しいですが、近年盗難が相次いでいます。

車で出て行ったことを見計らって盗みに入ったり、盗むことを目的でフリーサイトに入り込む人もいるため、自己防衛が大切です。

高価なキャンプ道具は車に入れたり、テントに鍵をつけられるなら鍵をつけて出かけたりすると効果的です。
最近はテントごと盗まれた人もいるので、、、そこまでされたらなすすべがありませんが、、、
もし不安ならキャンプ保険という1日単位で入れるものがあるので保険に入ることをお勧めします。l

チューリッヒのミニケアキャンプ保険やpaypayほけんのあんしんアウトドアなど1日単位で入れる保険があります♪

弱者への犯罪もある

キャンプ場で弱者に目を付け犯罪行為に至るということもあるようです。
女性がキャンプをしていると男性が声をかけてきたり、行きすぎると女性のテントに入ってきたりすることがあるようです。

最近SNSで女性が性被害にあったという内容が回ってきたりしていたので気をつけてください。

トイレ事情

こちらはキャンプ場によって違いがあるので事前に検索しておくといいと思います。
場所によってはトイレットペーパーの設置が無く、持参しなくてはいけないところもあります。ほとんどはペーパーはついていると思いますが、、、たまに持参のところがあります。
綺麗に管理されていてウォッシュレットまでついているキャンプ場もあれば、ぼっとん便所のところもあります。
男女別れているところ、別れていないところ、キャンプをする場所にトイレが1箇所しかないところ、さまざまです。
最近は綺麗なトイレのキャンプ場が多くなってきているので、汚いトイレはどうしても無理、という人は事前に調べて行くのがいいと思います。
ぼっとん便所系のところは、大便の汚れとかもそのままだったりするところもあります。
あとキャンプ場ですので、大体、トイレには虫がいると思って行く方がいいです。

結構トイレでテンションが変わったりします。ふもとっぱらは赤ちゃんのおむつ台までありました。

キャンプ場のマナー、禁止事項

キャンプ場にはそれぞれのマナーや禁止事項があります。
例えば、、、

・クワイエットタイム(消灯・就寝時間)
・直火禁止
・花火は限られた場所でorもしくは禁止
・音楽や楽器禁止
・ゴミの出し方
・場内の車の移動時間

などなど、、、詳しく書いていきます

クワイエットタイム(消灯・就寝時間)

キャンプ場によっては静かに過ごしてもらうための時間を設けているところがあります。(ほとんどのキャンプ場にあるはず)
例えば20時以降は声を落としていただき、22時以降は就寝してください、や
21時以降は声や灯りを落とし、静かに過ごしてください、など
書き方はさまざまですが、要は、夜は寝る人のため静かに過ごしてということです。キャンプ場によって、「21時以降は焚き火も消火して下さい」と促しているところもあります。
私が行ったキャンプ場は22時消灯というところが多かったです。

友達とキャンプしたり、初めてのキャンプでテンションがあがるとやはり夜遅くまで大声て話してしまう人がとても多いです。
そして、意外とわかっていないのが、大自然の中の話し声は結構遠くまで聞こえているとうこと
特に男性の低い声はかなり遠くまで響いて聞こえてきます。
女性のキャッキャウフフ声もかなり気になります。
ひそひそ声でもかなり聞こえるので、とにかくクワイエットタイムには喋り声に気をつけてください

焚き火のための薪割りも夜遅くは迷惑なのでやめておきましょう。
そしてオートサイトだと車に物のドアを開け閉めする音も迷惑なので、気をつけましょう

焚き火をしながら遅くまでひっそり楽しみたいという方は、クワイエットタイムはあるけれど就寝時間が決められていないキャンプ場で、静かに過ごせば大丈夫なところもあるので、そういうキャンプ場で楽しみましょう〜。

前に20時〜21時すぎまで、1人でYouTubeの生配信をされている人が20mくらい離れたところにいたのですが、ずっとその声が聞こえていて、、苦痛でしたwそれも楽しんでキャンプしなきゃもったいないなと諦めて聴いてましたけど、、、

直火禁止

焚き火には、地面に直接薪などをくべてやる直火と、焚き火台などを使って楽しむ方法があります。

近年、直火によるマナーの悪さが目立ち(炭や燃え残った薪をそのままにしたり、ゴミを燃やし燃やしかけのものが残っていたり)、またキャンプ場の見た目が悪くなるなどの理由から、直火できるキャンプ場は減ってきています。

直火OKのキャンプ場でもあえて焚き火台を使う方もいるくらいですが、
現在は直火禁止のキャンプ場がとても多いです。

直火禁止のキャンプ場では必ず焚き火台を使いましょう。
しかしその焚き火台の火床が低く地面に近い場合、まるで直火をしてしまったかのような焦げが地面にできてしまうので、もし火床が低い場合は難燃シート(スパッタシート)を敷くようにした方がいいです。

キャンプを初めてやる方で焚き火を楽しみにしている方も多いと思うのですが、6月以降の暑い日や夏場の時期、キャンプ場が暑すぎて焚き火なんてやってられない!ってこともありますw

臨機応変に楽しみましょ〜

花火禁止または限られた場所でor禁止

友達やファミリーだと、キャンプで楽しめそうなイベントとして花火を楽しみたいという人もいるのですが、キャンプ場によっては禁止のところもあります。
もしくはキャンプ場の決められた場所でなら花火をしてもいいという場合もあります。

音楽や楽器禁止

音楽をかけてノリノリのキャンプがしたい!とスピーカーを持ってきたりスマホで音楽をかける人が結構います。
キャンプ場のマナーに音楽をかけていいのかダメなのか、書いてあるようになりました。
音の出るものは一斎禁止!となっているところや、
自分たちのサイトにだけ聞こえる範囲ならOK、と書かれいるところが多いです。
楽器に関しては、私の行ったキャンプ場は全て「楽器の演奏禁止」になっていました。
音楽をかけるのは禁止となっているけれど、小さい音ならいいですよ、と言ってくれるキャンプ場もあったりするので確認するといいと思います。

ゴミの出し方

キャンプ場によって様々ですが、ゴミを一斎出せないキャンプ場もあります。
生ゴミだけ、缶だけ出せるというところもあるので、確認して下さい。
炭や灰は捨てられるところが多いですが、何もゴミを出せないキャンプ場は炭や灰も持ち帰らなくてはいけません。
よくあるインターやコンビニで捨てて帰るというのはしないようにしてください。

場内での車の移動時間

○時以降は車の移動禁止!というキャンプ場もあるので、気をつけてください。
外のお風呂に行って帰ってきたらゲートが閉まっていたりすることもあります。

明るい時間ならいいかと、トイレに行ったり水汲みは一々車で行くという方がちらほらいます。それを全員がやりだすとキャンプ場の移動で車がかなり動くことになるので、できればやめましょう。
小さな子供がいるからと、夜中に車でトイレに行く方にも遭遇したことがありますが、夜中のキャンプ場での車の移動はマナー違反です。
トイレに行くのに大変じゃない場所にテントを張ったりしてください。

キャンプに適した服装

暑い季節
【汗をかいてもいい服装】夜になると突然冷えることもあるので汗で濡れた服から着替えられる方がいいです。
【黒い服は避ける】
黒が好き!という方はいいかと思います(自由ですからね♪)
ただ黒は熱を吸収しやすく熱くなるというのと、
黒い色は蚊を寄せやすくなるのと、蜂は黒い物を攻撃するという特性があるためキャンプには向いてないといえます。
【長袖、長ズボン】
実際キャンプに行くと、上半身裸の男性がいたり、短パンの人が多かったりしますがw虫に刺されることが嫌でしたら、やっぱり長袖長ズボンがいいと思います。

虫が苦手な方には「着て防虫できる」という服も最近では出ています♡

寒い季節
【焚き火は難燃の服】
寒い季節は焚き火の前にいる時間も長くなります。難燃性の服がおすすめです。難燃の素材というのは燃えにくい素材です。
綿100%だと燃えにくいと言われています。

ワークマンなどに行くと、焚き火に向いた綿100%の服がたくさん売ってます。
あとはデニム素材も100%綿なのでジーンズで行くのも大丈夫です。

【ヒートテックや重ね着ようの服を持って行く】
寒い季節の夜は予想していたよりもぐんと寒くなることがあります。UNIQLOで売っている中でも極暖のような分厚い素材のものがあると安心です。
上で話した難燃の素材の上着の下に着込める薄いダウンなどがあると安心です。

キャンプに持って行くと便利なもの初心者編

持って行くと便利なポーチ小物編

【紫外線対策グッズ、日焼け止めなど】
キャンプ場は標高の高いところも多く、普段生活している場所よりも紫外線が強いことがあります。こまめに日焼け止めは塗り直すことをおすすめします。

【虫除け対策、刺されてしまった時の薬】
蚊取り線香はもちろん、蚊以外の虫対策も必要です。
普段見ないような虫が多いです。大きな毛虫やアブ、蜂など刺す虫も多いので対策が必要です。
アブなんかは知らない間に靴下とズボンの隙間などを刺すこともあります。刺されたあと、ものすごい痒みと腫れで大変です。

【冷却シート、ホッカイロ】
暑い時期に行く場合は冷えピタみたいな冷却シートがあると役立つこともあります。またホッカイロは日が落ちてから突然冷え込むこともあるので、持って行くと安心です。

【薬】
虫刺されの薬以外に、風薬や頭痛薬、腹痛や酔い止めなどの薬があると安心です。
絆創膏なども持っておくといいです。

あると便利キャンプの小物編

【ライト】
スマホのライトでも問題ありませんが、バッテリーが気になるかと思うので、夜に備えて1人1つはライトを持っていきましょう。トイレに行くにもライトが必要なくらい暗いキャンプ場があるので気をつけてください。

【マルチツール】
マルチツールは色んな機能のついた便利なアイテム

こういうツールがあると、まさかの栓抜きが必要な時や、袋があかない!という時にハサミが使えたり、活躍します。
使わないこともあるんですけどね、あると便利ってやつです。
先日100円ショップで500円でマルチツール売ってるのを見ました。

【紙皿よりアルミなどの皿やコップ】
キャンプデビューなら今後続けるかわからないから紙皿でいいかな?と思われるかもしれませんが、キャンプ場に行くと思っていたより風が強いことが多いです。
その場合、紙皿は吹き飛んでしまいますし、常に飛ばされないように管理しなくてはいけなくて大変です^^;
100円ショップなどでもステンレスの皿が売っていたりセットで手頃価格なものも売っているので持って行くと便利です。
スタッキングできるものが多いのでかさばりも気になりません。

ステンレスのものは火にも強いです。
重ねても音がしにくいプラスチックのものもあります。

ロゴス(LOGOS) 箸付きディナーセット4人用 81285003
価格:2980円(税込、送料無料) (2022/5/27時点)


ダイソーにもキャンプのステンレス皿が売っているので安くすませたければ100円ショップもぜひ!

【ウェットティッシュと拭けるペーパー】
キャンプに行くとちょこちょこ洗い物が出てきます。
地面に箸が落ちたり、、、そんな時、一々洗いに行くよりウェットティッシュで拭いたりするのが便利です。
洗い場が遠いキャンプ場もあるので、ウェットティッシュや拭けるペーパーがあると本当に便利。

【チャック付き袋やラップ】
洗い物を減らしたい場合、皿にラップをして使うこともできますし、
残った食べ物などにラップやチャック付きの袋(ジップロックなど)があるといざという時、役立ちます。

【大きいゴミ袋】
突然の雨、山間のキャンプ場などでよくあります。テントやタープ、濡れた服などひとまとめにすることができるので、大きいゴミ袋があると便利です。ゴミ袋ならたたんで持っていけば嵩張らないですし、持って行っても荷物になりませんから♪

キャンプを始めた頃にやった失敗談

ここで実際の失敗談を書きたいと思います

1、ライト不足
グルキャンで初キャンプした時の失敗談です。
5人いて1人1つはライトを持って行っていました。しかしそのライト1つ1つの光量が小さかったのです。メインランタンと呼ばれるような光量の大きなものが1つもなく、全てが地味に暗い。

ゆるキャンで知ったジェントスを持って行ったのですが、私が持って行ったのがテーブルランタンくらいの明るさのものでした。

友達の持ってきたスマイルランタンも広がる明かりではなくて、夜になると道具の位置がわからない 笑
友達がそのランタンを持ってトイレに行ってしまうと、さらに真っ暗ww
私たち夫婦は登山で使うヘッドライトも持ってきていたのでトイレに行く時はそれをみんなに貸してトイレに行くようにしました。
料理していても暗くて暗くて、、、。大変でしたよ。

最近人気なのは、なんといってもLEDのライトです。炎のランタンは雰囲気があってかわいいのですが、とにかく暗いです。それだけで細かい作業は難しいかもしれません。

↑ルーメナーはライトしても使えるし、バッテリーとしても使えるという人気の充電式ライトです。明るさは4段階あり、ライトを使っている時間も長く使えるのでこれ1つあるとメインの明かりとして安心です。ただ部屋にいるみたいに明るくなるので、雰囲気重視の方には向いていないかもしれません。

2、電波が届かなかった
テントやタープの張り方はスマホで調べて設置しようと思っていたのですが、現地についたら電波がなく、検索できなくて設営にかなり手間取りました。
今は電波が届かないキャンプ場は少ないと思いますが、行くキャンプ場にスマホキャリアの電波が来ているか調べて行った方がいいと思います。

3、キャンプ場のルールを知らなかった
上でも書いたキャンプ場のルール。そして他にもある暗黙のルール。
みんなが使っているからとトイレの近道を使っていたのですが、キャンプ経験を重ねて後でハッと気づいたのが、あれは区画サイトだったから誰かの区画を通っていたのではないかということ。
人の区画に入いるのは、絶対だめです。
またあのキャンプ場にいって、あの通り道が区画サイト内だったのか調べてみたい、、、。そうだったらごめんなさい。

4、チェックアウトの時間
キャンプ場にはチェックインやアウトの時間がります。
チェックアウト11時なら余裕かな、と思って9時半とかに撤収を始めてみたら、ギリギリという自体になり合わせて詰め込みました。
初めたてのころ、撤収にどのくらい時間がかかるか予想もつきませんでした。初めたては撤収にも時間かかるので余裕見た方がいいです。
時間を過ぎるとお金を取られるところが多いので気をつけてください。

経験を重ねてわかることが多い

最初は失敗していたこともわからないでキャンプしていました。
私はキャンプブログを初めたことで、他のキャンパーさんとブログを通して繋がったり、SNSでつながることで、自分の知らない知識を得たり、今こういうことが問題になってるんだ、など情報収集したりして、自分のキャンプを反省したり、次に生かしてみようと思うことが多かったです。

自分がやられたら嫌だなと思うことは、なるべくしないように注意してキャンプしています。

何回キャンプをやっても、どうしても忘れ物はしてしまって焦るし、ドジなままですけど、それも楽しいです。

忘れ物や失敗も含めて楽しいキャンプ!

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