ずっと気になっていたエアテントを購入しました!(エアーテント?)
最近、さまざまなテントメーカーで、エアテントのラインナップも増えてきましたね。
購入しようか迷っている方も多いと思うので、正直なレビューをしていきたいと思います。
coody10.0を購入
coody10.0を選んだ
私が購入したエアテントは
「coody(クーディー)」の10.0のベージュです。
エアテントが気になっていた時にアウトドアデイジャパンでcoodyのテントを見る機会がありました。実際に見たことが購入のきっかけとなりました!
やっぱり実物が見られたのは良かった
私が気になっていたテントの形は家のような形をした「ロッジ型」で、coodyにはドーム型などのテントもありますが、ロッジ型は2025年7月時点で4種類出ています。
coodyエアテント | 8.0 | 10.0 | 13.6 | Familia |
大きさ(幅×奥行き×高さ) | 3.2×2.5×2.2m | 3.6×2.8×2.2m | 3.6×3.8m×2.2m | 3.6×4.8×2.2m |
重さ | 28㎏ | 32㎏ | 本体40㎏、付属品15㎏ | 本体55㎏、付属品15㎏ |
材質 | ポリコットン (ポリ65%、綿35%) | ポリコットン (ポリ65%、綿35%) | ポリコットン (ポリ65%、綿35%) | ポリコットン (ポリ65%、綿35%) |
価格(税込) | ¥159,500 | ¥238,000 (198,000) | ¥273,900 | ¥295,900 |
全てにおいてベージュ、オリーブグリーン、ブラックのカラー展開がされています。
重さを見ていただくとわかるように重量がかなりあります。購入する際に一番悩んだのはこの重量でした。
私はスプリングバーのクラシックジャック100というコットンテントを持っており、そちらがポールと幕の重さを合わせて36.3kgだったので10.0の重さ32kgまでならいけそう!と思い、10.0を購入することに。
後悔しないために購入時に考えて欲しいこと
それは上記でも記載しましたが「重さ」、そして大きさです。
届いた時にスプリングバーが初めて家に来た時以上の衝撃が走りました。
「めちゃくちゃでかい!!!!」
スプリングバーよりも想定4kg軽いcoody10.0でしたが、大きさも重さも1人でもつにはきつい!
スプリングバーテントはポールと幕が分かれていましたが、coodyは全て込みの大きさです。
それにしても本当に32kg??と疑う重さでした。
しかもダンボールに貼ってあるシールも公式発表の数値といくつか違う点が、、、↓
テント41kg??
これを見てすぐに問い合わせしたところ、シールが間違いだとのことでした。
でも40kg以上あってもいいくらいの重さなんです^^
テントの中にペグとエアーポンプが包まれていたので、それを抜き、付属品を全て抜いた状態でも1人で持つには厳しい重さと大きさでした。
夫にも試してもらいましたが何とか持てる、という状態で、持って歩くのは夫1人では無理、車の荷台など高さのある場所に乗せる時は1人では無理、2人でないと持ち上がりませんでした。
夫婦も数年で50歳、何歳まで使えるか??
なので、力に自信がある方、腰に不安のない方の購入をおすすめします。
体力があるうちが勝負!もしくは、エアーテント市場がもう少し活発になり、技術が進んでもっと軽量化してから購入するのもいいかもしれません(軽量化できるなら、お願い)
他のエアーテントも気になって調べました
coody8.0とTOMOUNTのエアーテント8と比べてみると、coody8.0は28kg、TOMOUNTは25kgと似たようなテントで少し軽いものも出ていたり、あまり変わりがないようにも感じる重さで、今のエアーテント市場は似たような状況なのかもしれません。
もう1メーカー気になっていた日防(日本防災)のテントも8.0タイプのテントで30kgとのこと。
こちらのメーカーはSNSは活発ですが公式HPがまだなく、実物を見る機会がないため、諦めましたが、デザイン的にとても気になっています。
付属品の確認
SNSやYouTubeでテントのことを調べた時に、別の袋にエアーポンプなど入っているという情報が出ていたのですが、届いて確認した際、その別の袋にはエアーポンプとペグは入っていませんでした。
テントの生地の中にエアーポンプとペグが包まれていたので、必死に重いテントを家の中で開き、エアーポンプとペグを取り出しました(^_^;)
なぜそんな複雑な梱包をするのかわかりませんが、もし別の袋にポンプが入っていなかったらテントの中をチェックしてみてください。
その他にフライシート、左右の窓に取り付けるTPU素材の窓2枚と、リペアシートも入っていました。
実際に設営し、良かった点、イマイチな点、安全さは?
先日、やっと設営をしてきたのですが、設営がめちゃくちゃ楽でした。
手動ポンプで設営
エアーポンプのホースの先端ですが、4種類用意されており、その中のどれを使うか説明書ではよくわからないのですが、写真の一番左の形状のもの、シンプルな太い先端を使います。
空気を入れる弁は1箇所です。
空気を入れるのに懸念していたことは、手動のポンプだと大変じゃないのかな?ということでした。
(空気の穴はTPUパネルが付いている出入口側にあります)
coody の電動エアポンプもあり、とてもコンパクト。購入するか迷ったのですが、まずは手動ポンプで試してからにしようと思いました。
手動ポンプだと汗だくになるのかなー、なんて思っていたことは杞憂でした。
1回ポンプを押すと、空気が思っていた以上に入ります。
数回でテントのポールの一部がムクッと立ち上がり、え?もう??とびっくり。
設営時には2人だとよりスムーズ。エアーが入る部分を立ち上がりやすくするようサポートすると本当あっという間に空気が入っていきます。
メーターが緑の部分までかかるくらいポンプを押していくのですが5分ほどで緑部分まで到達し、テントもしっかり立ち上がりました。
とても暑い晴天のふもとっぱらで設営しましたが、ポールのテントだったらポールを組み立てるだけで汗だくなのに、エアテントはあっさり設営完了。
電動ポンプの音の大きさもわからなかったので、手動ポンプでも十分設営可能とわかり安心しました。
安全性はどうなのか
利用者は増えているとはいえ、まだ予想外の状況などの安全性は未知数かもしれません。
まず、エアを入れすぎてしまった場合どうなるのか?ですが、テントには減圧弁が付いており、空気を万が一入れすぎてしまった場合や、熱で膨張してしまう場合でも自然と減圧し、破裂を回避する仕組みになっているようです。
雨漏りなどはどうなのかというと、テントの付属品にフライシートが付いているので、激しい雨の時にはそのフライシートを取り付けると安心のようです。
coodyは韓国のメーカーで韓国のインフルエンサーの「RYUCAMP」さんの動画をよく見てチェックしているのですが、大雨の日にキャンプばかりしていて、しかもフライシートなしで1日中降られていたりするので、結構しっかりしたテントで安心かな?と思っています。
あとは風の強い日に使ってみてどうかなと思っていますが、エアテントなので、ポールが折れる心配はありません。飛ばされないようガイロープをしっかり止めるのはどのテントも同じです。
今度、使っていくと色々とわかってくると思います。
coody10.0の出入口部分で改善して欲しいポイント有り
左右の格子窓にもメッシュとTCの幕がついていて、開けることが可能。こちらはメッシュを取り外しTPU窓にすることも可能です。
coodyの前後はどちらでもいいのかと思うのですが片側の出入口にTPUがついていて、もう片側にはメッシュが付いています。
ここが少し残念な点かなと思った部分なので、書かせていただきます。
「両方ともにメッシュが付いていたら良かった」と思ったので残念ポイント。
片方のTPUとTCの幕がついている出入口は、一体型になっていて両方ともに丸々取り外しすことはできるようなのですがTPUだけ外すといったことはできないようでした。
TPU側にはメッシュは付いていません。TPUを紐で開いて止めておくことはできますが、それじゃ虫が入ってくる、、、、。
そして逆の出入口はメッシュとTCの幕がついています。こちらも丸々取り外すことが出来ます。こちらはメッシュのみでTPUはついていません。
日本の気候は蒸し暑いことが多いので、両方ともにメッシュにして風通しが良かったらなーと思いました。
TPUは別付で取り付けられる仕様だったら最高だった。
虫が気になる場合、閉めておきたいですよね。TPUの窓を閉めると、風の抜けがそこまでよくありませんでした。
左右の窓を開けて、片側の出入口はメッシュにしていても、片側の出入口がTPUだと風通しは期待できず。
同じく韓国のメーカーTENTERのオルタスSは出入口はメッシュで、TPUはつけたい時に付けるといった仕様だったので、そこに歯痒さを感じました。
TPUは冬のキャンプに向けて、つけたい時に付けられたら良かったのにというのが一番のがっかりポイントでした。
そうしたらテントの重さも1〜2kgほど軽くなっていたのではないでしょうか。
coodyの13.6ですと、出入口ともにメッシュのようです。
今後、このドアパネル部分のみオプションで購入できるようになったらいいなと思っています。
coodyさん、お願いします!
13.6と10.0の幅が3.6mなので、13.6のドアパネル単体で販売してくれたら嬉しいです。
設営後、使ってみた感想
使ってみた感想は、大満足!!ということ。
見た目が可愛いですし、設営も楽だったので、快適に過ごせました。
TC素材なので影も濃く、扇風機をつければ昼間も快適な方でした。
積載量に余裕があれば夏は、10.0のテントにプラスタープを持っていくのがいいかなと思いました。
専用のカーペットもありなす。こちらはテントごとにぴったりのサイズのものが売っています。
ふわふわの暖かいカーペットですが、気持ちよくて暑い日なのに座っていて気持ちよかった。
色もテントに合わせた色が売っています、私はベージュを購入。結構かさばるのですが、専用じゃないものを揃えても同じくらい嵩張るかなと思います。
真ん中で分かれていてファスナーで連結できるのでズレるストレスもありませんでした。
テントは縦長ではなく、横長なのでコットを上記の写真のように2つ並べると間にテーブルなどを置いてご飯を食べたりする余裕があります。
デュオならおこもりでも余裕のある広さです。
お子さんのいるファミリーキャンパーさんや大人複数人で過ごすなら13.6かFamiliaがおこもりする広さ的にはおすすめかもしれません。
天窓が付いており、晴れていれば星空鑑賞もできそうです。
薪ストーブの穴も空いていますし、寒い日に使うのも楽しみです。
まだ1回しか使っていないのですが、とても気に入りました。
まとめ
という訳で、coody10.0レビューでした。
買ってよかったなーと思う反面、大きくて置き場所に困るなという気持ちもあります^^;
重さも、今ギリギリで持てているという感じなので、今後はこれ以上の重さのテントは厳しいのかなぁと思います。今回10.0のサイズにしてよかったなと思いました。
coodyの公式アマゾンや楽天からも購入可能なので、気になっている方は是非チェックしてみてください
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